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突然ですが、ハッテンバ（発展場）ってご存知ですか？
いわゆる、純男（女装好きな男性のこと）さんと女装子さんがエッチしたり、お話したりするところです。
ハッテンバというのは、ゲイさんも使う用語です。それぞれエリアが違っていて、完全に住み分けられています。
主なハッテンバとしては、公園、映画館が知られていますね。
公園や映画館は、よく下調べをして、できれば知っている人に連れて行ってもらうのが賢明です。
ほかによく利用されるのは、ビデボ（個室ビデオ）です。
地域によっていろんな形態のビデボがあると思いますが、なかには室内にシャワー、トイレがあったり、施設内にラウンジ等があったりと、なかなか快適に過ごせるものです。
さらに、少しお財布に余裕のある方は、ルーム系と呼ばれるお店にいくのもいいでしょう。
中ではアルコールを飲んで、いろんな人とお話をするの。
それで、気に入った人が見つかったら……、ムフフ。
ここで一度にすべてを書くことはできないので、まず映画館初体験したときのことをお話してみようかと思います。

もうずいぶんと以前になりますが、その日の日中は近くのビデボで女装子さんたちと健全に（？）過ごしていました。
夕方になり、半分以上の人が帰宅しました。
私はアルコールの勢いも手伝ってか、そのままビデボに残ることにしました。
そこでも発展行為は可能だったのですが、せっかくだからと、そこで知り合った女装さんに映画館に案内してもらうことにしました。
私はいつ チ カ ン されてもいいように、ウールのワンピースに下はキャミソールとほとんど紐状のＴバックを履いていきました。
ロビーには、おじさまたちがたむろしています。
それはもう頽廃したムードが漂っています。まさにアングラの世界です。
案内してくれた女装さんは、そこの顔なじみらしく、いろんな人から声を掛けられています。
すると、一人の年配のおじさんが私たちにジュースをおごってくれました。
様子を伺いながら2階席へと上がります。
1階は普通に映画を楽しむお客さんが入っているため、主に発展行為は2階席で行われています。
実は、この映画館、地下にも劇場があるのですが、かなりディープな場所なので行かないほうがよいとのことでした。


（つづく）

【写真はイメージです】
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